7・8月の目標は毎晩15分の読書。長期戦で習慣化したい。

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当ブログでは「2ヶ月の目標」なるものを定めていたのですが、ご存じでしょうか。
管理人すら忘れていたものです。

1・2月は「手書きを増やす」で

3・4月は「体毛の処理」でした。

3月に目標を定めてから音沙汰なし。
お察しの通り、体毛の処理は全然進んでいません!今年は諦めモードです!

5月は予定が詰まり(体調もいまいちだった)、6月は年間でいちばん体がきつい時期なので(大崩れはしていないけど)、2ヶ月目標はお休みしていました。

休んでいる間、考えた。
目標のハードルが高すぎるのでは?」と。

7・8月の目標は、実行可能で現実的なものにしよう。
そして決めたのが「毎日15分読書する」です。

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読書のムラっ気を変えたい

読書は好きです。
もっと読みたいと常々思っている。

読む量は時期によってムラがあります。
6月に入ってからはほとんど読めていません。

たくさん読める時期もあるとはいえ、集中力には限りがあるし、たくさん読める時期は生活の他の部分がおろそかになってしまう。

ここ数週間ろくに読まなかったことで、ムラなく毎日少しずつ読む方が結果的にたくさん読めるんだろうな…と今更ながら認識しました。

毎日コツコツが苦手

ムラっ気があり、毎日コツコツ積み重ねができないのは、読書に限った話じゃないんですよね。

昔から気分屋で毎日続けることがとても苦手です。
何かを習慣づけるのにひどく苦労します。

なのに自己評価は「粘り強く地道にコツコツ取り組める」でした。
自分のことは自分が一番分かっていない典型例です。

長い目で見たら粘り強く取り組めているのかもしれない。
でも内実は、やる気が出ず先延ばし→お尻に火がついて数日集中→疲れ切ってダウン→毎日コツコツできない自分に自己嫌悪→でもやらない→期限に急かされて急ごしらえ→もう嫌、やりたくない→自己嫌悪・焦る…のループ。
書きながら頭痛がしてきました、思い当たりがありすぎて。

全速力でダッシュして倒れるのを繰り返しているかのよう。
ゆったりジョギングのペースでも毎日走り続ける方が、メンタルを良好に保てる上に結局遠くまで行ける気がします。

体調を崩してからは全く無理がきかなくなって、お尻に火をつけてダッシュなんて夢のまた夢になってしまった。
ダッシュじゃなくて毎日ジョギングを身につけたいです。

習慣化するための指針

読書に話を戻します。

習慣化するに当たっての指針は2つです。

  • 既存の習慣に紐づける
  • 1回15分で本を閉じる

既存の習慣に紐づける

新たな習慣を定着させるコツは、既存の習慣に紐づけることです。
習慣化がテーマの多くの本に書かれており、自分でも実感しているところでもあります。

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何の習慣に紐づけるか。

本当に重要なことは朝やるのがベストだと思っていますが、午前中の読書は気が進まない。
寝起きでスッキリしている脳に読書で情報をインプットすると、集中力が下がる気がするからです。
『神・時間術』にこういった趣旨の記述があり、自分でも試してみたら、確かに読書しない朝の方が集中力高く効率的に作業できました。

昼間や夕方は日によって過ごし方がバラバラなので習慣化が難しい。
じゃあ夜だ。

夜の習慣の中でも、あんまり楽しくないもの(歯磨きとか)に紐づけると気が重くなってしまう。
楽しい習慣にくっつけようということで、夜手帳の前にしました。

夜の手帳タイム、ここ1ヶ月ほど続いているのですが、毎晩とても楽しみにしている時間です。

夜手帳の後ではなく前なのはダラダラ防止のためです。
詳しくは次項に譲ります。

1回15分で本を閉じる

時間がたっぷりあると思うと逆に進まない。
ダラダラしてしまう。

漫然と取り組む40分より、集中する20分の方が明らかにはかどります。
制限時間を設けて短期集中がいい。
ブログを書くときに実感しています。

読書の場合、一番集中できるのはいつだろう?と考えたら、電車での移動中だと思いました。
電車だと、所要時間は決まっているので集中できる。
目的地に着いたらどんなに盛り上がっている場面でもページを閉じなければならないけど、特に支障はない。

家で読んでいると、キリがいいところまで読もうとして、集中が切れてもダラダラ読み続けてしまう。

ブログ作業でも同じです。
キリいいとこまで書こうと思っても、大体はキリのいいところに辿り着く前に集中が切れる。
でもやめるにやめられなくて時間だけがいたづらに過ぎてしまう、何だか余計に疲れる。
わたしの場合「キリいいとこまで」はNGなんですね。

今年の3〜5月ごろですかね、「毎晩30分読書」に取り組んでいたことがありました。
歯磨きなど諸々済ませてから寝る前に読んでいた。

読書は毎晩の癒しでしたが、いかんせん眠くなる。
キリいいとこまで」読もうと踏ん張るうちに、30分はゆうに超え、気づいたらうとうとする事案が多発。
夜読書はやがて、本を読んでいるふりをしてソファで堂々と寝る習慣に変質してしまった。
都合の悪い習慣は一瞬で身に付くから困る

だからこそ、夜手帳の後ではなく前に設定したのです。
手帳の後だと安心してソファで寝る自分が見える見える。
後で楽しみが待っているなら時間が来たらスパッと切り上げられる
どんなに盛り上がっているシーンでも本を閉じる!電車では別に困らなかったし!

細切れ時間で短期集中を心がけてみます。

読むのは明日すぐに役立たない本

夜読書で読むのは読むことそのものを楽しむ本、元も子もない言い方をすれば明日すぐに役に立たない本です。
文学、随筆、歴史、ノンフィクション、自然科学などを想定しています。

実用書とか自己啓発の類いは、必要になったら読むからいいんです。

読まなくても生きていけるけど、読むことで世界の見え方が広がるかもしれないもの
そういう本たちに触れる時間を毎日持ち続けたい

手始めに読むのは気楽に愉快に読めるものにしました。
夏目漱石『吾輩は猫である』です。
最初の3分の1は読んだものの、他ですぐに読みたい本ができて後回しにしていた。
当時の言い回しは慣れるまでは取っ付きづらい部分もありますが、抱腹絶倒のギャグ小説だと思っています。

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まだ6月末ですが、フライングで毎晩15分を始めてみました。
本の面白さに引っ張られてぐいぐい読めてしまう。

昼も夜もたくさん読みたくなるけど、全速力ダッシュ→ダウンの二の舞は避けたいのであえて少しずつ読んでいます。
昼に読むときも1回15分を守っている。
毎晩15分以外の読書はどうするのがいいか、いろいろ試してみます。

以下は、今後読書のモチベーションが下がったときの自分に宛てて伝言です。

読む気が湧かないときは書評集や読書エッセイを読もう。

須賀敦子とか

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荒川洋治もいい。

書評サイトを読むのもありです。
この分野は全然明るくないけれど、とりあえず2つ挙げておく。

読書猿Classic: between / beyond readers

松岡正剛の千夜千冊

長期戦で習慣化したい

初めてのブログ「ひよぞうコスメ日記」を設立して丸2年超、このブログ「ズボラの生存戦略ブログ」は半年。

曲がりなりにも2年続けたら、少しでも、下書きメモでも毎日書くのが習慣になりました。
全くブログ作業をしない日は気持ち悪いほど。
この境地に至るまで大変でしたが。自分が好きでやっていることなのに何度もやめたくなった。

毎日読書も長期戦を覚悟しつつ、2年後の「何があろうと読まないと気持ち悪い」を目指して積み重ねようと思います。
まずは2ヶ月取り組んでみます。

*追記

2ヶ月取り組んだら習慣化できました。

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ひよぞう

ひよぞう

適応障害(うつ)を患い療養して4年。ズボラでも日々を生きやすくするために奮闘する日々を綴っています。

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