20代女性が食事から脂質を減らした結果

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人体実験をしたので結果を共有します。

脂質制限をしてみた結果、心身にプラスの影響がありました。わたしには合っていたようで、ずっと続けたいです…!

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なぜ脂質を減らしたのか

家族の食事制限に合わせたからです。

家族が体調の関係で脂質を減らさなければならなくなりました。いちいち別のメニューを用意するのは大変なので、同じものを食べると結果的に自分も脂質制限をすることになりました。

参考にしたレシピ本はこちら。思いきり病名が出てますね。まあいいか。

この本のレシピ通りに作ったわけではなく、脂質制限食の雰囲気をつかむためにパラパラめくっていました。

第一期:減らせるかぎり全てカット(2〜3週間)

食材に含まれる油だけにするぞ!と前のめりになっていた時期。油が多いと家族が体調を崩すことがあったので、神経質になっていました。

調理に使う油は軒並みカット。揚げ物NGは言うに及ばず、炒め物は油をなるべく使わずにしのいでいました。

肉はささみと鶏むね肉のみ、魚も淡白なものを中心に食べていました。ひき肉を食べたいときは鶏ひき肉か大豆ミートで。刺身ならハマチやサーモンは避けてマグロの赤身やタイ、鰹のたたきを選ぶといった具合です。魚介類を積極的に食べるよう心がけていました。

加工食品は食べません。ウインナー、ベーコン、肉団子、お惣菜、冷凍食品…全部NGです。あ、でも冷凍の水餃子だけは1、2回食べた。湯豆腐に入れて満足感アップさせました。冷凍のエビしゅうまいも1回だけ食べたな。

実際に食べていたメニューの例です。

ささみとアボカドのごまだれ和え、豆腐汁、おから、ごはん。

炊き込みご飯、とろろ汁、ひじき、ほうれん草、おから。

食べかけで失礼します

鶏むね肉の甘酢だれ、もやしナムル、ピーマンの卵味噌和え。

脂質制限中の家族以外はえびしゅうまいを少しだけ食べました。

昼食は麺料理がメインでした。この日はスープパスタにした。

お菓子は少しは食べていたような。よく覚えていない。たくさんは食べていないです。

結果

体が軽くなった

人生でかつてないほどに体が軽い。油カット生活に突入して数日で変化を感じました。

胃腸が軽い

「体が軽い!」と感じた最大の理由は胃腸の軽さです。

食後に胃がもたれない。腸が張らない。

これまでの人生約30年、常にうっすら消化不良だったんだと油を減らして初めて気づきました。

食後の胃腸周りの軽い不快感はなくせるということ、そもそも今までは不快感が存在していたことを初めて自覚しました。

気分すっきり

胃腸が軽いと気分も軽い。食後でも内臓の疲れを感じず気分良く過ごせます。

1日の時間が長くなったような錯覚すら覚えました。

この1年半くらいはそれなりにインナーケアに気を遣って高いサプリメントも摂っていたけど、今回の気分すっきり感は初めての境地でした。

サプリメントをどんどん足していく前にまず引き算が必要だったんですね。

肌が少ししぼんだ気がする

油がっつりカット生活は良いことばかりではありませんでした。

開始して1週間過ぎたころ、鏡を見てふと「肌のハリがない…?」と感じてしまった。顔のお肉の量は減っていないのに、なーんか元気がない。

目に見えてカサカサしているわけではないけど、心なしか乾燥している気もする…。インナードライ肌でテカリに悩みがちなので、こういうタイプの肌悩みは体験したことがありませんでした。

便秘が悪化した

最初はよかったんです。野菜中心にもりもり食べてお通じ◎だった。

しかし2週間くらい経ってからですかね、便がカッチカチになって出てこなくなった。トイレで踏ん張るたびに脂汗が浮かぶようでした。

「快便には油も必要」という話を思い出した。  https://articles.oishi-kenko.com/syokujinokihon/constipation/08/#:~:text=食物繊維をたくさん摂っ,取り入れるのが簡単です%E3%80%82  

わたしの場合、水分は適度に摂っていたので、明白に油不足ですね。

油が恋しい!ギトギト食べたい!!

胃腸も気分も軽い、それはよくよく分かっている。

でも油っこいもの食べたいいいい!ラーメン!ピザ!春巻き!!

禁断症状が出ていました。実際、家族の見ていない隙にこっそりポテチを食べたことも。

がっつり油カット生活を3週間弱耐え抜いた後、脂質制限の必要な家族が1週間ほど入院したのですが、入院期間中は油をエンジョイしました。

イタリアンバルで食べたきのこのアヒージョと4種のチーズピザの美味しかったことよ…(でも当分油はいいやってなった)。食生活を変えるのは一朝一夕にはいかないなと痛感しました。

第二期:ほどほどにカット(〜現在、数ヶ月継続中)

退院後は家族の病状が改善したので、食事制限が緩和しました。この食生活は現在進行形です。当分続くと思われます。

炒め油は解禁(もちろん少なめではあるけど)。揚げ物を食べたいときは電子レンジのグリル機能を使って揚げ物もどきを作っています。リンク先のようなやつです。 https://panasonic.jp/cooking/recipe/0824.html

肉はささみと鶏むねに加えて、鶏もも肉、手羽先や手羽元、豚ロース、豚肩ロース、豚ヒレ肉あたりを食べています。魚はサーモンの刺身がたまに加わった以外、第一期と変わらないです。魚介類を積極的に食べる方針は続いています。

冷凍食品、加工品、惣菜類はゼロではなくなりました。たまに食べてる。ナポリタンの具に輪切りのウインナーを入れたり、おかずの一品をひっそり惣菜の肉団子にしたりなど。この程度だけでも使えないよりは食事作りが断然ラクです…!

結果

消化がラク、体が軽い

消化がラクで体が軽いのは継続。油の摂取量が第一期より増えても大して変化は感じませんでした。

体調がとてもいい

油の摂取量が増えたことで肌の調子は回復、カチカチ便秘は改善。トータルで見ると、体調はとてもいいです。

適度な油は体に必要なんですよ。糖質より脂質を重視する食生活を送っていた時期もあるのでその辺りはよく分かっている。

第二期に入っても少し油が足りない気がしたので、自分だけ油を増やすようにしました。

毎朝の味噌汁に油をちょい足ししています。オメガ3を摂取できるアマニ油かエゴマ油を小さじ1程度かけていただきます。

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第二期の食生活に加えて味噌汁に油ちょい足しを始めてから、体調は今まででベストです。体の軽さとパワフルさのバランスがちょうどいい。今の自分の生活に合っています。

油の消化力が落ちた

油カット生活を数ヶ月も続けていると、油の消化力が落ちてきた。顕著に感じます。

最近、牛肉のステーキを食べる機会がありまして。牛ロースのステーキ1枚、大ぶりなものが皿にドン!と乗って出てきました。以前なら普通に完食できた量です。なのに今回は食べきれなかった。油が重くて重くて…!

食の好みも少しずつ変わってきました。

刺身ならサーモンとハマチが好きだったのに、最近は油が重い気がしてマグロの赤身やアジの方が好き。揚げ物は食べたいと思わないし、グラタンやピザなどチーズ系も食指が動かない。以前の自分が聞いたらびっくりするような変化です。

油でもたれるにはまだ若い気がしなくもないけれど、体がラクなのでまあいいかと思っている。

仮に家族の体調が全快して油オフ生活の必要がなくなっても、自分だけ続けたい。今はそういう気分です。たぶん、他の家族もわたし同様に油の消化力が落ちているはずなので、皆で油カット生活を続けることになりそうです。両親もいい年だしね。

結論:質の悪い油を避けて、質の良い油を適量がベスト

今回の食生活の変化を通じて、自分には油が消化の負担になっていたことを痛感しました。タンパク質消化の負担については考えていたけど、油っこいものは今まで無頓着に食べていたなあ、と。(リンク)

油の消化が苦手だという意識はなかったけど、どうやらわたしの消化器は多量の油には耐えられないようです。今まで無理させてごめんよ。

だからと言って、油の量を闇雲に減らせばいいというわけでもなく。味噌汁にエゴマ・アマニ油ちょい足しで元気アップしたように、質の良い油は必要です。

質のよくない油、たとえば揚げ油や加工食品に含まれる油などは可能な限りカットしていきたいですね。逆に、エゴマ油やアマニ油、ギーなどのオメガ3含有のフレッシュな油、魚やナッツに含まれる油は適量を摂っていきたいです。

これからの油摂取は量を減らして質重視でいきます。

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ひよぞう

ひよぞう

適応障害(うつ)を患い療養して4年。ズボラでも日々を生きやすくするために奮闘する日々を綴っています。

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