グルテンフリーでも麺が食べたい!
汁麺を食べたいときにおすすめなのはフォーですが、
炒め麺を食べたいときにおすすめなのがビーフンです。
ビーフンもフォーと同じく米からできた麺です。
フォーとの違いは結局よく分からないのですが、
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自分の印象では、フォーはつるりとさっぱり食べられる麺、ビーフンはコシのある麺だと思っています。
ビーフンの調理にもコツが必要。
初めてビーフンを試したときには、パッケージの指示に従ったのにうまくいきませんでした…。
自分流のコツを確立したので紹介します。
といってもフォーとほとんど同じです。
- 麺を水で戻す
- 長めにゆでる(無塩のビーフンなら塩小さじ1を入れる)
- 流水で十分に洗って臭みとぬめりを取る
目次
パッケージ通りでは失敗
これがビーフンのパッケージ。
バキバキに固い乾麺です。
![ビーフンのパッケージ。](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/05/b5ff52ea7fce7c1ae0e2de7d0ce842bd.jpg)
パッケージの指示通りだと失敗したのもフォーと同じ。
初めて焼きビーフンを作ったとき、とりあえずぬるま湯に20分くらい浸けてみた。
![ビーフン(5mm)のパッケージ。調理方法。](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/05/2423b1115c57fb494f73888a34a407be.jpg)
…全っ然柔らかくなりませんでした。
カチカチのままで、これを炒めても噛み切れないのは明白。
てことで鍋に水を入れて、沸騰したところでカチカチビーフンを入れて5分程度ゆでてみた。
ビーフンはまだまだ固いまま。
炒めたら柔らかくなりますように…と祈りつつ具材とじっくり炒めて味付け。
ゆでたてよりはマシだけど、依然として固くて食べづらい。
もう手の施しようがなく、固いままのビーフンをもそもそと食べました。
歯の悪い父には苦行だったと思う。申し訳なかった。
パッケージに書いてある「少し芯が残る程度」というのが厄介で。
![ビーフン(5mm)のパッケージ。調理方法。](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/05/2423b1115c57fb494f73888a34a407be.jpg)
パスタのアルデンテみたいな感じなんでしょうが、わたしが思うに、5mm幅のビーフンにおいて「少し芯が残る程度」なんて状態は存在しません。
世界のどこかには存在するのかもしれませんが、ネス湖のネッシーより捕らえづらい希少なものだと思います。
ネッシーなんて今でも通じるのだろうか。
ありうるのは「がっつり芯が残っていて固い・歯にくっつく」「芯など消え去り柔らかい」の2択です。
水に浸けておく
芯が残っていたら困るけど、芯が消えて柔らかすぎるのもイヤ。
じゃあどうするかというと、フォー同様に水に浸けておくのがベストです。
3人分・計150gで作ります。
幅5mmのビーフンです。
フライパンなど直径の大きい鍋にビーフンと水を入れ、麺全体を浸します。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/05/73d339efd7a733ae75f0013c52688cf1.jpg)
2時間半後。
同じ物体とは思えない。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/05/d0451aafc22f60c42d8839832fc8c84f.jpg)
このときは2時間半も浸けておきましたが、もっと短くてもいいです。
自分の感覚では、最低30分浸けておけばいっかと思っています。
浸ける時間が短くても、後述するようにゆで時間が長ければリカバリーできます。
2時間じっくり浸けたときのようなもっちり食感にはならないけど、普通に食べられる。
じっくり下ゆで・塩を入れる
十分に浸したら、水を取り替えて麺を軽く洗い、火にかけます。
水からゆでていきますが、無塩のビーフンなら塩を入れてください(わたしが使っているタイの台所のビーフンは無塩です)。
3人前で小さじ1くらいでしょうか。
パスタをゆでるときに塩を入れるのと同じです。
塩なしだと米粉麺特有の風味というか、麺の味の癖が際立って食べにくいです。
塩を入れた方が味が締まります。
たっぷりの水でぐつぐつ煮込む。
沸騰しても放置。吹きこぼれに注意。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/05/e864f35d7f862331123d2512101eec7d.jpg)
箸で持ち上げてみて、芯がなくなったなと感じたら火を止めます。
芯は残ったらアカンのだよ。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/05/85fb28ea88360c8ce9216022a06da8d7.jpg)
ゆで時間は水に浸けた時間によるので何とも言えない。
2時間浸けたなら沸騰してから3〜5分くらいかな…?
浸けておいた時間が短いなら(30分とか)、長めにゆでて帳尻を合わせてください。
沸騰してから5〜7分とか…?
測ったことがないから全然分からん。ズボラですみません。
固いと悲惨なので、迷ったら長めにゆでておくくらいがちょうどいいかと思います。
入念に水洗いしてぬめりと臭みを取る
ゆで上がったらざるに上げて流水で洗います。
ぬめりと臭いをすっぱり洗い流してください。
見た目も手触りもうどんに似ている。
コシのあるうどん。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/05/52ae3ef70d13b8c1157bd4159500a0ac.jpg)
麺の準備はこれでおしまいです。
炒める・味付け・完成
麺をゆでる間に具材を切っておきます。
玉ねぎ、きのこ、肉魚など何でもいいです。
具材を炒めたらビーフンも投入してさらに炒める。
わたしの経験上、ビーフンの固さは炒めても変わりません。
ゆで足りないからといって、炒めてリカバリーするのは困難です(経験済み)。
ゆで終えた段階で芯が残らないようにしましょう。
お好みで味付けしたら完成。
この日はだしとしょうゆで焼きうどん風にしました。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/05/88fce54a88aa04eabb7b0a0a8a738dd6.jpg)
グルテンフリーにしては、焼きうどんの再現度がクオリティ高いと思う。
細いビーフンの場合
ここまで紹介してきた幅4mmのビーフンの他に、2mmのものもあります。
こちらは1度しか調理した経験がなくて、どうしていいかがまだ分からないのですが。
とりあえず、ゆで時間は短めでいいです。
事前に水に浸けなくてもいいかもだけど、試したことはありません。
新たな発見があれば追記していきます。
ビーフンと一緒に買ったパッタイペーストで味付けしてみました。甘うま。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/05/5e2c5a715211e4037aa3e394882b11c6.jpg)
細麺だと味が絡みやすくて家族に好評でした。
歯が弱い父にはとても食べやすかったらしい。
1食28円!安い!
フォーの記事でも同じような計算をしましたが、ビーフンもグルテンフリー界隈では破格の安さです。
1食50gとして、1袋に450g入りなので9食分。
5袋セットが1,250円なので、1,250÷45=27.777…なので、1食28円です。
フォーの1食31円より安いのか。
こんなに安いなら、経済的負担を気にせずにグルテンフリー生活を続けられます。
まとめ
- 麺を水で戻す
- 長めにゆでる(無塩のビーフンなら塩小さじ1を入れる)
- 流水で十分に洗って臭みとぬめりを取る
楽天でいつも5袋セットを買ってちまちま食べています。
焼きうどん感覚で食べられるのでぜひお試しください。
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