【グルテンフリー】フォーを調理するコツ【汁麺に】

フォーを汁うどん風に。
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グルテンフリーでも麺が食べたい!

汁うどんを食べたいときにおすすめなのがフォーです。

フォーとは米粉とタピオカでんぷんからできた麺。
ベトナム人の国民食で、現地ではあちこちにフォーの屋台があります。

汁うどん感覚で食べることができ、日本人にも馴染みやすい料理と言えます。

フォーの調理にはちょっとしたコツが必要。

初めてフォーを買ったとき、どう調理していいのか迷いました
とりあえずパッケージの表示に従うも、うまくいかず…。

何度も挑戦するうちに、美味しく調理するコツが分かってきたので紹介します。

フォーを調理するコツ
  • 麺を水で戻す
  • しっかり長めにゆでる
  • 流水で十分に洗って臭みとぬめりを取る

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パッケージ通りだと失敗

こちらがフォーのパッケージです。
乾麺が袋パンパンに入っています。

フォーのパッケージ。

袋を開封すると独特の臭いが鼻につく。

プールの薬品の臭いを思い出した。
米粉の麺には独特の臭みがあるようです。

初めて調理したときは、水で戻すなんて発想はありませんでした。

パッケージには「熱湯で2分半茹でる」と書いてある。

フォーのパッケージに書かれた調理方法。

実際には3分以上(いや、もっとだったかな?記憶にない)ゆでました。
臭みが消えているか不安で。

茹で上がったらざるに上げて入念に洗います。
これでやっと臭みが取れたよ。

麺がふにゃふにゃぐじゃぐじゃでした。
ゆで過ぎたにゅうめんみたいだった。

ベトナム旅行で食べたフォーの味とは似ても似つかない。
現地のフォーは、表面つるつるで食感もっちりだったのに。

水で戻す

今回は両親とわたしの計3人分を作ります。
1人分は50gなので、全部で150g使います。

食事の2時間前には準備を始めます。

麺をフライパンに入れて水に浸します。

麺が長いので直径の大きい鍋でないと麺全体が浸かりません。
フライパンがおすすめです。

2時間後。

フライパンからはみ出そうな勢い。

しっかり吸水してくれました。

麺のツルモチ感を出すには2時間は浸したいところですが、1時間でも問題ないです。
準備できるタイミングによっては3時間以上浸けておくこともあります。

スープとは別ゆで

水で戻した麺をどうするか。

そのままスープに投入してしまいたいですが、別ゆでする方がいいです。
臭みがスープに移ったら嫌だもんね。

麺を軽く洗ったら、水を取り替えて火にかけます。
お湯が沸騰してから麺を入れた方がいいんだろうけど、めんどくさいので最初から入れちゃう。

ぐらぐら沸騰しても、そのまま放置。
吹きこぼれに注意。

数分後、麺がつるっと柔らかくなったら火を止めます。

ゆで時間はその日によってバラバラです。
水に浸ける時間によって変わります。

我が家では父の歯が弱いので、柔らかくなるよう長めにゆでています。
水に浸けておいたおかげで、ふにゃふにゃぐちゃぐちゃにはなりにくいです。

もっちり歯応えを楽しみたいなら、1〜2分だけでいいのかな?
お好みに合わせて探ってみてください。

4mmより細い麺を使う場合は、沸騰してから麺を入れたり、ゆで時間を短くしたりするなど調節してみてください。

念入りに水洗い

ゆで上がった麺をざるに取って、流水でじゃぶじゃぶ洗う。

念入りに洗って臭いを落とします
臭みが取れるころには表面のぬめりも取れています。

つるつるした手触りに、弾力がある。
美味しそうに仕上がりました。

麺の調理はこれで完了です。

スープ作り・仕上げ

さて、麺をゆでている間にスープを作ります。

適当に野菜やきのこやわかめを入れて、和風だしかコンソメか中華スープか何かで味付けします。
3人分なら水は800mlあれば十分です。

できあがったスープ

器に麺を三等分して、

汁をかけて、

完成!

見た目はうどんにそっくり。
つるっともちっとした食感で美味しいです。

フォーを汁うどん風に。

うどんを食べるよりは少し手間がかかるけど、グルテンフリーでも麺を楽しむためなら…!と我慢しています。

いつ食べるのか

手抜きな昼食にぴったり

我が家では昼食メニューの定番です。

事前に水に浸けておきさえすれば調理はとてもラク
わかめやきのこ、もやしなど、具材によっては包丁とまな板を使わずに済みます。

昼ごはんを作るのが面倒な日はフォーになります。

体調を崩したときにも

フォーは病人食にも向いています。

今まではうどんを食べていたけれど、フォーで全然置き換えられる。

お腹を壊したときにうどんで暮らしていたのは、今思うとわたしの腸には負担だったんだろうなあ。

先日、コロナワクチンの副反応で食欲がなかったときもひたすらフォーを食べていました。

早くに作って置いておけるのが便利

フォーの調理では、少なくとも1時間前には水に浸けなければいけないし、スープと別ゆでしなければいけない。
うどんをゆでるのに比べたら手間がかかります。

最初はめんどくさっ!と思っていましたが、慣れたら何とも思いません

1時間以上前に準備とはいえ、水に浸けるだけだから一瞬で終わる。
別ゆでだって、パスタと同じようなもんだと思ったら納得しました。

別ゆでだからこそ、早くに作って置いておけるのはメリットです。
麺とスープが別なので麺がのびない

コロナワクチンの副反応で寝込んでいたときは、昼用と夜用をまとめて作っていました。
昼の残りの麺に、昼の残りのスープを温めてかけるだけで夜ごはんが完成。
夕食の準備の手間が省けたのはラクでした。(準備してくれたのは母だけど)

ベトナム旅行で立ち寄った屋台でも、事前にゆでてあった麺に温かいスープをかけていました。
スープが温まっていれば麺は冷たいままでもホカホカで食べられます。

1食たった31円

何よりも嬉しいポイントが安いこと

1食50gとして、1袋に500g入りで10食分。

楽天では5袋で1,530円。

ということは、1,530÷50=30.6なので、1食たった31円です。

グルテンフリー界では何でもかんでも割高なのがデフォルト。
グルテンフリーパスタなんて、もう、ね…こないだ近所のスーパーでは250gで500円でした。高い。
その中で、1食31円はかなりの快挙です。

まとめ

フォーを調理するコツ
  • 麺を水で戻す
  • しっかり長めにゆでる
  • 流水で十分に洗って臭みとぬめりを取る

ツルモチ食感が美味しくてスープのアレンジが効いて体調が悪くてもあっさり食べられる。
そして安い。
これからも食べ続ける未来しか見えません。

コツさえ知っておけば簡単に調理できるので、ぜひ一度お試しください。
わたしは楽天でいつもまとめ買いしています。

関連記事

ビーフンの調理もフォー同様にできます。

グルテンフリーで食べるものまとめはこちら。

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ひよぞう

ひよぞう

適応障害(うつ)を患い療養して4年。ズボラでも日々を生きやすくするために奮闘する日々を綴っています。

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