春うららかな陽気の折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたしはコロナワクチンの副反応で数日ダウンしていました。
ロキソニン飲んで寝てるしかなかったんですが、微妙に元気で暇だったので、かねてからの懸案だったメモアプリ問題について考えてみました。
この記事は自分用の備忘録です。
何回かに分けて記事を書いていきます。
目次
メモアプリの現状
現状は、MacもiPhoneもメモは基本的に全てWorkflowyです。
思いついたこと、ブログのネタ、買い物リストなど何でも書き込んでいます。
メモを取りたくなったときにささっと起動して記録する、長文を書くのに使います。
後はAppleの純正メモアプリとEvernoteにいろんなメモが散在。
急いでいるとき、咄嗟に開くのはApple純正メモが多い。
Evernoteはここ数年ログインすらしておりません。開けるのがもはや怖い。
3年前からかな、この体制で過ごしています。
Workflowyとは
Workflowyとは、アウトライナー形式のメモアプリです。
PCではWebブラウザ上で動きます。
Windows、Mac、Linuxに対応しています。
https://workflowy.com/downloads/windows/
https://workflowy.com/downloads/mac/
スマホではiOS版、Android版ともにあります。
複数端末で使っても素早く同期してくれます。
アウトライナーとやらは一体何なのか。
箇条書き形式のメモツールなのですが、言葉で説明するより画像を見てもらった方が早い。
「・」(トピックと言います)をドラッグして移動したり、
トピックを折り畳んだりすることができます。
アウトライナーでは文章を書きながら思考することができ、内容を自由に組み替えられる点が気に入っています。
Workflowyは無料だと月250トピックまでですが、使い始めてすぐ有料プランに契約しました。
(月払いで$4.99、年払いで$49。)
気持ちよく書いていると月250トピックなんてあっという間だった。
しっかり課金するのでサービスが末長く続いてほしいと思っている。
しかし、とあるきっかけでメモアプリまわりを見直すことにしました。
きっかけはApple Watch
最近Apple Watchを購入しました。
すこぶる便利に使っております。
Apple Watchを買った目的のひとつが音声メモを取ること。
WorkflowyはApple Watch非対応です。
Apple WatchではDraftsで音声メモを取ることにしました。
Apple Watchの音声メモをWorkflowyに適宜取り込まなきゃな、と思ったときに、Workflowyに対して見てみぬふりをしていた不満が噴き出しました。
ぱぱっとメモを取る役割でWorkflowyを使い続けるのでいいのか、別のアプリに乗り換えるのか。
じっくり考えることにしました。
Workflowyへの不満
動きが重い
Workflowyの重さが長いこと気になっていました。
大量にトピックを保存しているからか、読み込みが遅いし、トピックの開閉がもっさり、何となく動作がカクつく。
Macで使っていると、定期的に再読み込みしないと使い物になりません。
Macでは重いからという理由でWorkflowyに手が伸びないことが増えていました。
ブログ記事も全てWorkflowyで書きたいけど、重くてイライラするのでWordPressの管理画面で直接書いています。
情報を貯めづらい
もう一つの不満は情報を蓄積しづらいことです。
Workflowyは単一のアウトライナーのみで成り立っており、素早くメモを取るのには向いていますが、普段使わない記録を蓄積する場所としては不向きです。
読書の感想など、ときどきしか見返さないけど残しておきたい記録をWorkflowyに残すのは何となく尻込みしてしまう。
トピック数が増えたらますます重くなるし。
結果、Workflowyから気持ちが遠のいてしまいます。
情報を貯め込んでいける場所が欲しい。
別のメモアプリに乗り換えを検討
Workflowyが重くて不便なら、別のメモアプリに乗り換えようか。いくつか候補を挙げて検討してみました。
例えば、Apple Watchにも対応しているシンプルなメモアプリ・Bearとか。
最近流行りのNotionに手を出してみる?とか。
Roam Researchってやつも気になる。
DynalistならWorkflowyと同じくアウトライナーだから使いやすいかも、と思ったり。
でも、考えれば考えるほど
- アウトライナーで
- 機能がシンプルで
- サクッとメモを取りやすい
のはWorkflowy以外にないという確信が強まりました。
やっぱりWorkflowyがベスト
アウトライナーは必須条件
冷静に考え直してみると「アウトライナーでないメモアプリを常用する」という選択肢は自分にとってありえない。
アウトライナーで当たり前のトピックの移動、トピックの折りたたみができない状況でメモを取る・文章を書くのはもう無理です。
Workflowyのシンプルさが好き
Workflowyでフォルダ分けしなくていいのは、自分にとって革命的にラクだった。
単一のアウトライナーで全てのトピックを見直せる便利さからは、もう離れられません。
保存場所をどこにするか・どこだったか考えなくても、全て一箇所にまとまっているのですから。
高機能派ならDynalistだけど
この点がDynalistとの大きな違いです。
Dynalistはファイル・フォルダの概念があるのが売りで、大量の情報を整理したい人に向いています。
ファイル・フォルダを作れるからという理由でDynalist派の人も多くいる。
でも、わたしは整理整頓できないヒューマンなので宝の持ち腐れで終了です。
このたび実際にDynalistを触ってみましたが、やっぱり向いてない。
もうね、書類の新規作成ボタンの時点で辛い。フォルダ分けは無理。
Dynalistをけなす意図は全くありません。無料でトピック数無制限だし、優秀なアプリだと思います。ただ単に個人的な好みの問題です。
こちらの記事を読むとDynalistいいな〜とも思う。
思いついたときにパッとメモを取る、集中して文章を書くという用途なら、自分はWorkflowyを使いたいというだけの話です。
シンプルが何にも勝る。
専用ブラウザで解決
じゃあ動きが重い問題はどうするか。
Workflowy専用ブラウザを用意したらあっさり解決しました。
軽くてシンプルなブラウザを調べて、Brave Browserというやつをダウンロードしてみました。
https://brave.com/ja/download/
Macでの動きが早くなった。トピックの移動もスムーズにできて、差し当たってのストレスは解消されました。
Brave BrowserはWorkflowy専用で、その他の用途には今まで通りSafariを使っています。
Workflowyにはサードパーティー製のデスクトップアプリ・Deskflowyがありますが、わたしの環境ではなぜかログインできず使えません。
数年前にもDeskflowyで不具合が出ました。ダークモード関連だったかな?うろ覚えですが。
Deskflowyが使えれば解決するのですが、現状無理なのでBrave Browserで代用します。
ちなみにWorkflowyのiOS版公式アプリはそこそこ動きが早いし、トピックの移動はしづらいけど、スマホならこんなもんだよなーという程度。許容範囲内です。
他アプリも導入予定
さて。Workflowy重い問題は専用ブラウザで解決、日常にぱぱっとメモを取るアプリとして今後もお世話になることにしましたが、情報の蓄積には不向きという問題は残っています。
これはもう、蓄積用に別途メモアプリを導入します。
- Workflowy…作業机
- 蓄積用メモアプリ…書庫
という棲み分けで運用していきたいです。
どのアプリを使うかは考え中。
Evernoteを引っ張り出すか、新たなアプリにチャレンジするか。絶賛悩み中です。
別記事で書きます。
Workflowyを使い倒したい
これからはWorkflowyでもっともっとメモを取るぞ!という気持ちです。
何となく使ってきたWorkflowy、もっと活用したいな。
まだまだポテンシャルがあると思う。
早速デイリーメモを始めてみることにしました。
次回に続きます。