ホテル滞在が快適な理由。自宅で再現するには?

ホテルの清潔感溢れる部屋
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友人の結婚式に参列するため、一人でビジネスホテルに宿泊しました。
いつぶりか思い出せないほど久々。3泊4日の滞在です。

体調を崩さないためにゆとりあるスケジュールにしたので、ホテルで一人で過ごす時間がたっぷりありました。

時間を持て余すどころか、とても充実していました。
特別なことは何もしていません。
ごはんを食べ、野球中継を眺め、本を読み、眠っただけ。

いつもと同じことをしても、なぜこんなにリラックスできたのか、この快適さを家でも再現できないか、考えてみました。

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なぜ心地いいのか

静けさ

ホテルの部屋はしんと静まり返っています。

隣の部屋や廊下の音がかすかに聞こえるだけ。
家族がテレビを見る音や喋る声も聞こえません。

わたしの住む実家は一軒家ですが吹き抜けがあり、日当たりのよさなどいいところもたくさんあるものの全ての音が筒抜けです。
互いにどこで何をしているか、何をしゃべっているのか、手に取るように分かります。

人の気配は安心感を与えてくれますが、静かな場所に身を置きたいと思うことも。
ホテルの部屋の静寂はとても気持ちのいいものでした。

好きな時間に好きなことをできる自由さ

一人で過ごしていると何時に何をしても誰にも文句を言われません。

コンビニで好きなものだけ買い込んで、入浴剤を入れて長風呂しても、誰にも迷惑をかけない。
気楽な自由さを満喫できます。

ものが少ない

部屋の家具はベッドと書き物机、椅子1脚のみ。
家電は小さなテレビ、冷蔵庫、ドライヤーだけ。

持ち込んだ荷物はスーツケースとボストンバッグ、小さなハンドバッグ。

これだけあれば数日間快適に過ごすのに十分すぎるほどでした。
家では不要なものに囲まれて生活しているのかも?と思ってしまいました。

必要最小限のものしかないからイライラしない

最低限の家具と家電。スキンケアはその日に使うものだけ、本は滞在中に読む分だけ。

ノートも雑誌も何もない。

部屋がゴチャゴチャしていると気が散ってしまうんだな…と改めて思いました。

家事をしなくていい

料理はする場所がないし、食器洗いは必要ない。
清掃はスタッフの方におまかせできて、ゴミ出しのことも考えなくていい。

家事らしいことといえば、下着など少量を部屋で手洗いすることくらいでしょうか。

家事は家族で分担していて負担は少ない自分ですら、解放感でいっぱいになりました。

気が散らない

すっきり片付いた部屋、ものは少ない、家事はしなくていい。

普段気が散ってしまう要因がホテルの部屋にはありません。

あれしなきゃ、これしなきゃと焦ることがない。
日常の雑務は何もできないので。思う存分ぼんやりしたり、読書に没頭したりすることができます。

部屋が清潔

ぴしっとシワひとつないシーツ、真っ白なタオルに館内着。
バスルームには髪の毛一本落ちていない。

当たり前ですが清潔な空間は気持ちいいです。

日常から切り離されている

ホテルの部屋で1人過ごしていると、騒がしい日常から離れて小舟で浮いているような気持ちになります。

初めての場所、部屋のよそよそしさがかえって心地よかったのかもしれません。

小さな部屋が落ち着く

小さい頃から押し入れの中や学習机の下で小さく丸まっているのが好きでした。

小さな部屋では必要なものが全て手に届く範囲にある。

学生時代の一人暮らしでは古いワンルームのアパートに住んでいましたが、手の届く範囲に全てがあって暮らしやすかったのを思い出しました。

部屋が明るすぎない

部屋の照明が明るすぎなくて夜にちょうどよかったです。

朝は窓から日光が射し込むので照明なしでも明るい。

電球のオレンジ色の光でリラックスできました。

ホテルの心地良さを自宅で再現するには

部屋を片付ける

まずはこれ。
片づけから始めないとどうにもならない。

不要なものを手放してすっきりした部屋にしていきたい。
暑くなる前にもう着ないであろう服を減らすぞ。

ものの持ち方を変える

ものを減らしたら、ものを所有する基準から変えていきたい。

とか言いつつ、本が増えるのは仕方ないとも最近思うようになっていて。
これから本がますます増えそうです、というかすでに増えてる。
本以外のものを持つ基準をかなーり厳しくしないとな、と思っています。

ストックを減らしたいと改めて思いました。
たくさんストック買いする癖は、未だ直っておらず…。

ストック買いするのはネットでまとめ買いする食品と化粧品少しだけでいいのかなと思うけど。
まずは手持ちを使い切るところからだなあ。

1人静かに過ごす(何もしない、本を読む、ものを書く)時間を毎日確保する

我が家で静かな時間といえば夜寝る前だけですね。
夜の静けさに包まれて好きなことをする時間を持つと、翌朝の元気さが全然違います。

夜寝る前に空白の時間を確保すべく、日中にやるべきことは済ませて、夕食の片づけはてきぱき終わらせたいです。
夕食後、お尻が椅子にくっついて離れなくなると夜のまったり時間が減る一方です。

ノイズキャンセリングイヤホンで静寂を作る

夜以外も静かに過ごしたいときのために、ノイズキャンセリングイヤホンを買うのはありかも。

AirPodsProにもノイズキャンセリング機能はあるし、

BoseのSleepbudsというのも気になる。

ただし、ノイズキャンセリングイヤホンは人によって合う合わないがあるらしいので、お店に試しにいきたいですね。

もし合わなければ耳栓で代用するのが現実的かな。

話は逸れますが、長距離移動に耳栓を持っていくのはオススメです。
新幹線に乗っていても、走行音を遮るだけで疲れづらくなり、ぐっすり眠ることができました。
定番のMOLDEXを使っています。初めてならお試しセットで自分の耳に合う形を探すといいです。

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シーツをこまめに洗う

シーツのような大物の洗濯はめんどくさいし、干す場所を確保しなきゃだし、天気がよくないとだし、先延ばしにしがちです。
「自分のベッドのシーツを洗う!」と思うとめんどくさいけど、「ホテルスタッフとしてベッドメイキングしている!」と思えば楽しくできる…かも…?(無理そう)

天気がよくて体調がいい日にシーツを洗うようにしたいです。

調光可能な電球に変える

今すぐに変えられるのはこれです。

自室の電球が夜はまぶしくてまぶしくて。
寝る前にゆったりヨガをしても、部屋が明るすぎてリラックス効果が半減するのでは?と感じていましたが、今回ホテルに泊まって疑惑が確信に変わりました。

昼は明るく、夜は暗くしたい
調光可能なリモコン付きLED電球とやらを買ってみたいです。

「静けさ」「清潔さ」「ものの少なさ」

これら3点は日常生活で意識できることだと思いました。

一人暮らしがいいのかな?とも思いましたが、ずっとこの生活は味気ない。

一人暮らしは家事効率が悪いので、体調が回復してからも積極的にしたいとは思えないです。
一人暮らしで毎日バランスいい食生活を続けるのは至難の業だし。

家族との暮らしの中で、一人落ち着く時間を確保できるようにしたいですね。

ホテルの宿泊が、自分にとって心地いい暮らしとは何かを見直す機会になりました。
「静けさ」「清潔さ」「ものの少なさ」をキーワードに日常を見直していきます。

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ひよぞう

ひよぞう

適応障害(うつ)を患い療養して4年。ズボラでも日々を生きやすくするために奮闘する日々を綴っています。

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