スマートフォン用の便利なメモアプリが溢れていても、手書きの良さは失われていない…!
思いもよらぬアイデアがポンと出てくるので、手書きはやめられません。
ペンとノートで手書きを楽しむなら、ノートカバーにもこだわりたくなる。
いろんなノートカバーを吟味した結果、わたしが選んだのはほぼ日の手帳カバーです。
今回の記事では、ノートカバーに求める条件3つと、ほぼ日カバーが3つの条件を満たしている理由を紹介していきます。
使いやすいノートカバーをお探しの方、ほぼ日手帳カバーを買うか迷っている方はご一読ください。
目次
ノートカバーに求める条件
人によって様々だと思います。
デザインの格好良さ最優先の人もいれば、ポケットがついていてたくさん収納できること、厚いノートでもすっぽり包み込める懐の深さ、ビジネスシーンでも浮かないシンプルさ、などを求める人もいるでしょう。
わたしの場合。
好みのデザインは大前提として、
- 書きやすさ
- 機能的・耐久性のあるペンホルダー
- 汚しても気にならないこと
の3点です。
3つの条件それぞれを深掘りしていきます。
書きやすさ
これは譲れない。
ノートにペンを走らせるときにガタつきやデコボコを感じるものは除外。
カバーを装着することでノートの開閉がしづらくなるのも嫌。
カバーを装着することで書き心地がアップすれば万々歳だし、カバーなしの書きやすさを損なわないことが最低条件です。
機能的・耐久性のあるペンホルダー
ペンホルダー付きのノートカバーは数多くありますが、機能的で耐久性のあるペンホルダーとなると見つけるのは困難。
ペンクリップがペンホルダーから勝手に外れちゃうのも嫌。
ペンホルダーがキツすぎて着脱しにくいのも嫌。
破れにくくてちょうどいいペンホルダーが欲しい。
なかなか見つかりません。
汚れても気にならないこと
ノートカバーにわたしが求める役割は、中身のノートを汚れから守ることです。
ノートといつでも一緒にいると、お茶をうっかりこぼしたり、地面に落としたり、種々のアクシデントに遭遇します。
そそっかしい性格なのでしょっちゅうある。
アクシデントのたび「お気に入りのカバーが汚れた…」といちいち落ち込んでいたら身が持たない。
カバーを汚したくないためにしまい込むようになったら本末転倒。
多少のトラブルなら耐えられるタフさを備えたカバーの方が精神衛生上いいです。
重視しない条件も
他の人にとって大事な条件でも、自分は重視しない条件もあります。
例えば「コンパクトさ」。
外出時に持ち歩く機会は多くないので二の次。
同じ理由で「軽さ」も大してこだわりはないです(後ほど紹介するほぼ日カバーは軽いですが)。
本革のように、ひとつのものを何十年も使い続けられる「堅牢さ」も求めていない。
ポケットはあってもなくてもどちらでも。
ほぼ日の手帳カバーがベスト
以上の条件を踏まえてノートカバー市場を見渡すと、「ほぼ日手帳」のカバーが好みど真ん中でした。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/6d9ec2cfd27c0bf8fc17877397d02e21.jpg)
「ほぼ日手帳」とは
ほぼ日手帳とは、スケジュール管理に留まらない自由な使い方ができる手帳です。
2021年版は世界中で74万部を売り上げており、2023年で22年目を迎えます。
- 1日1ページのオリジナル(A6)
- 1日1ページのカズン(A5)
- オリジナルの分冊版avec
- カズンの分冊版avec
- 週間手帳のweeks
などがあります。
使い方はさまざまです。
毎日の日記、仕事のお供、趣味の記録、勉強ノート、思い出アルバムなどなど。
ほぼ日手帳公式サイトでは100人近くの実際の手帳が紹介されています。
https://www.1101.com/store/techo/collection/#/
カバーのサイズはA5・A6
ほぼ日手帳は手帳本体に好きなカバーを組み合わせて使います。
オリジナル(A6)とカズン(A5)用のカバーは手帳だけでなくノートカバーとしても使うことができます。
カバーには毎年多彩なデザインがあり、好みの柄や素材が見つかるはず。
ビジネスシーンにも馴染む、シンプルな無地のものもあります。
わたしはオリジナル(A6)用カバーをノートカバーとして愛用しています。
ほぼ日カバーの特徴
わたしが使っているのはオリジナル(A6)サイズ、ミナペルホネンのminamoです。
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2023年版でも販売されます。
https://www.1101.com/store/techo/ja/2023/pc/detail_cover/oc21_minaminamo/
カバー本体はこちら。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/c766862b1a292a93eea46bcaa9c15f0a.jpg)
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/f45eaeb1ac7abbe0b19c19571f99266d.jpg)
上に専用ビニールカバーを重ねて使っています。
オリジナル(A6)用は220円、カズン(A5)用は440円で買えます。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/c4e7ca584a5954b14bcdd44fd9efaa5b.jpg)
カバーのサイズはA6より大きいです。
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B6より一回り小さいくらい。
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頑丈なしおりひもが2本付いている。
ちょっとやそっとじゃほつれなさそう。
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カバー裏にはたくさんのポケット。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/4cebdf9cac201064e77ef6288b0a231f.jpg)
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カバーの着脱は簡単にできます。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/ad64c2485740529fc1353c2fa7d23a34.jpg)
ここからは、わたしがノートカバーに求める条件である、
- 書きやすさ
- 機能的・耐久性のあるペンホルダー
- 汚しても気にならないこと
以上3点を満たしていることを説明していきます。
カバー有りの方が使いやすい
わたしはオリジナル(A6)のカバーにほぼ日の方眼ノート(A6)を挟んでいます。
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ほぼ日手帳と同じ紙を使用した、厚さ約1センチのノートです。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_0377.jpg)
ほぼ日の方眼ノートに限らず、どんなノートでも、ほぼ日カバーを着ける方が使いやすいと感じます。
ノートの開閉がしやすい
カバーを着けた方がノートを開きやすく閉じやすい。
カバーがA6より大きくサイズにゆとりがあるからです。
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ノートのサイズぎりぎりのカバーだと、開くとき閉じるときに突っ張ってスムーズに開けない。
また、サイズにゆとりがある分、ノートのページに触らずカバーの端っこをつまんで開く・閉じることができます。
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こういう些細なことの積み重ねが使いやすさに直結する。
薄いノートでも厚いノートでも違和感ない
薄いノートでも厚いノートでもしっくり収まる。
厚いノートでも、ゆとりあるカバーがすっぽり包み込みます。
かと言って、薄いノートだとカバーの中でズレてしまうということもなく。
厚手のポケットがノートをがっちりホールドしてくれる。
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ほぼ日以外のノート、例えばMDノートとも相性いいですよ。
ほぼ日カバー×MDノートで使っていたこともあります。
カバーの厚みがクッションになる
カバーの厚みで書き味ふかふか。
カバーは平らにパタンと開きます。
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カバーの厚みがあるので膝上でも書きやすい。
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ちなみに、ノートの最初のページはポケットのデコボコが気になりそうですが、
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/3f140e203ef0365f3ea44d81c6e63b4a.jpg)
下敷きを挟めば大して気になりません。
ほぼ日専用下敷きはサイズぴったりです。
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お気に入りのペンホルダー
頑丈で破れない
ほぼ日手帳のカバーについているのは、分厚くて頑丈なペンホルダーです。
バタフライストッパーという名前です。
表は合皮素材、裏は化学繊維の布地(ポリエステルっぽい)。
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何度抜き挿ししても破れなさそう。
ペンクリップが頑丈なホルダーをガチッと挟み込みます。
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合皮素材に柔らかさがあるので、厚くてもペンの抜き挿しはしやすい。
公式サイトによると、軸径3.5ミリまでのペンなら挿せるようです。
ペンを挿すとカバーが固定されてノートが開かなくなる。
カバンの中でページが折れ曲がる悲しい事故が防げます。
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2本挿しも可能
ペンを2本挿しすることもできます。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_0383.jpg)
わたしはいつも、左側のペンホルダーだけにペンを挿して使っています。
抜き挿ししやすさ最優先。
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家の中で持ち歩くだけなら、左側でもペンがペンホルダーから落ちることもない。
挿しているのはLIGHTIVEという万年筆です。
ビニールカバーが汚れから守る
水をはじく
ノート本体と可愛いカバーを、上から被せたビニールカバー「カバー・オン・カバー」が守ってくれる。
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お茶をかけてもソースこぼしても大丈夫!
夏、カバンの中で冷たいペットボトルと一緒に入れても、ノート本体は無事です。
外側のビニールが濡れるだけで済みます。
メモを挟める
で、このビニールカバー、メモを挟むのに重宝している。
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後ろ側にも、常時メモを入れています。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/835d7f2c394c9f9409a367ea44fc0845.jpg)
メモの奥に見えるカラフルなものは、ほぼ日グッズのクリアファイルです。
カバーに挟んでぴったりのサイズ。
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ポストカードを入れるのも◎
ビニールカバーの内側にポストカードを入れて、カバーの雰囲気をイメチェンすることもできますよ。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/23754e23e015a69e09a6fd365aa78811.jpg)
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/11813c1bdd8dc5af8513697e73e938fc.jpg)
汚れから守るだけでなく、ポケットにメモを挟んだりポストカードを入れたりなど、ビニールカバーがあるとほぼ日カバーがますます便利に使えます。
ビニールカバーに不向きなカバーも
ただし、カバーによってはビニールカバー「カバー・オン・カバー」を使用しない方がいいものもあるようです。
今回紹介しているカバー、ミナペルホネンminamoもです。
厚みのある素材を使用しているため、「カバー・オン・カバー」の使用はおすすめしていません。
無理に装着すると開閉しづらくなったり、破損するおそれがありますのでご注意ください。(公式サイトより)
でも、ほぼ日の方眼ノートやほぼ日オリジナルavec(分冊版、1冊に半年分収録)だけを挟むなら、ビニールカバーを使っても問題は起きていません。今のところ。
ほぼ日の方眼ノートやほぼ日オリジナルavecの2冊は、ほぼ日オリジナル(1冊に半年分収録)の半分の薄さです。
ほぼ日の方眼ノート+ほぼ日オリジナルavecを挟んだ場合はこちら。
ちょっと窮屈感はありますね。完全に閉じ切らないというか。
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2冊入れると背表紙の部分が浮いて書きづらくなるので、わたしは1冊だけ入れるようにしている。
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ミナペルホネンのminamoの他に、布製カバーも使っています。
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こちらはほぼ日オリジナルavec(分冊版)を入れて、毎晩の日記に使っている。
この花柄カバーも公式サイトでは「カバー・オン・カバー」の使用はおすすめしていません」と書いてあったと記憶していますが。
avecなら薄手なので、ビニールカバーありでも問題なく使えている。今のところ。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/5612753aa9c89cf76ff716a79c333bb4.jpg)
軽くて持ち歩きやすい
記事序盤で「軽さは重視しない」と言いましたが、まあ軽いに越したことはない。
体重測定してみましょう。
カバー本体とビニールカバーの重さです。
![](https://zubora-seikatsu.com/wp-content/uploads/2022/08/f8db4dc5fb77b516621e8cc1995b7c63.jpg)
十分軽いですね。
カバーの重さの平均値は分からないけど、少なくとも本革のかっちりしたカバーよりは軽いはず。
軽さと丈夫さを兼ね備えたカバーです。
2023年版は9月1日発売
ノートカバーに求める条件3つ。
- 書きやすさ
- 機能的・耐久性のあるペンホルダー
- 汚しても気にならないこと
これら3点の条件を満たす上に、軽くて持ち運びやすいほぼ日カバー。
- A6・A5のノートカバーが欲しい
- 機能的なノートカバーが好き
- 自分好みのデザインを見つけたい
という方にはおすすめです。
2023年版のカバーは9月1日に発売されます!
わたしはどうしようかな、カズン(A5)サイズのカバーをひとつ買ってみようかと思っています。
A5サイズのノートカバーをずっと探していたので。
また、ほぼ日手帳には公式ガイドブックもあります。
- 2023年カバーをじっくり見比べたい
- 手帳の使い方のアイデアが欲しい
という方には、ほぼ日手帳公式ガイドブックがおすすめです。
手帳だけでなく、ノートにも活かせるアイデアが満載。
手書きのモチベーションがアップする1冊です。
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毎朝のモーニングページも大事な手書き習慣です。