生活を楽にするために、少しずつものを減らしています。
私は昔から紙ものが好きで、メモ用紙やマスキングテープ等をこまごまと買い集めていました。
明らかに持ちすぎなので、ちょっとずつ山を切り崩すようにじわりじわりと減らしています。
今回はマスキングテープの手放しについて。
マスキングテープはコロンと小さくて無数のデザインがあるので、ついつい収集してしまうアイテムです。
メーカーによりますが、1個200円から400円程度で買えます。
1巻7m〜10mくらいあるので、滅多なことでは使いきれません。
手放すものと残すものを分ける作業をする中で、気づいたことがあります。手放すものには共通点がありました。
目次
1.劣化しているもの
開封してから時間が経って、変色したり粘着力が弱くなったりしているもののことです。
写真のテープは白地にハートマークが白を示されたものですが、左半分は白が黄色に変色しています。
このように劣化したものは手放しやすいです。
2.百均で買ったもの
ダイソーやセリア、キャンドゥなど、最近の100円ショップではとてもかわいいマスキングテープがたくさん売られています。
これが100円でいいの?と思うほどおしゃれなデザインのものが目白押し。あれもこれも100円!と魔法にかけられたように浮かれてついついたくさん買いすぎてしまうことがあります。
百均のおそろしさは安さだけではない。
百均の商品は再入荷しない場合が多く「今買わないと売り切れるかも」と焦って購入を急いでしまうんです。
SNSでマスキングテープの新作情報を見て、急いで百均へ買いに行ったことがあったなあ…。
手放し作業を進める中で、百均で買ったそこまで好みでないテープがいくつも見つかりました。
1つたったの100円でも、本当に気にいったものでなければ無駄遣いとなってしまいます。
100円の安さに翻弄されず、必要かどうか冷静に見極められる人にはいいけど、自分には無理みたいです。
3.安売りになっていたもの
百均と同じパターンです。
売り場で定価よりも安くなっているものを見つけると.買う気がなかったのに買ってしまうことがあります。
可愛いけど、同じものが定価だったら買ったか?と言うと疑問が残る。
安くてもいらないものなら無駄遣い(2度目)。
4.福袋・セット売り
マスキングテープは時折、福袋として売られていることがあります。
10本で1000円など、定価で買うよりずっとお買い得です。どんなデザインのものが入っているのか、開封する時に高揚感を味わえます。
しかし、10本入っていたら10本とも全て好きなデザインと言う事はまずありえません。
福袋の高揚感に流されたまま引き出しの奥にしまいこんでいたものがいくつもありました。
これは、中身のわかっているセット売りの場合でも同じです。
写真は、海外製マスキングテープセットの1部です。
20個で2000円だったか、はっきりした事は忘れましたが、とにかく安くたくさん買えた記憶が。
植物や花モチーフが多くてセット全体の雰囲気は好きでしたが、1つ1つをじっくり見るとそこまで好みでないような…。
結局、手元に残したものは3分の1もありません。
もったいない買い物だったなあと悔やんでいます。
福袋やセット売りは開封するときの高揚感が楽しさのピークだと思うようになりました。
これからは数より質を重視
体調を崩した当初、マスキングテープを
心身がきつくて動けない中、たくさんのマスキングテープに囲まれていることそのものに喜びを見出していたのです。
日記帳に貼るなどして使ってもいたけど、1巻10mもあればその程度の使い方ではとても追いつかない。
1つ1つは小さく安く可愛い。
体調が悪くても、マスキングテープ目当てに頑張って外出できたことが何度もあった。
テープの新作発売日を励みにして、綱渡りのように危うい日々をつないでいました。
今は厳選したお気に入りだけを手元に残したいと思っています。
数で魅了してくれたテープたちは、もう役割を終えました。
別のところに旅立ってもらいます。
教訓:安さ・お得さに振り回されない
マスキングテープの手放しではっきり自覚した。
自分、安さ・お得さに振り回されすぎ。
「安いから」「たくさん入ってお得だから」など言って、さして気に入ってないものを買ってしまう癖がある。
確かにセール品には昔から目がないけど、でも、ここまでひどかったのか…。
我ながらびっくりしました。
安いものでも、買ってしまえばお金は出ていくのだし、使いきれないのならもったいないし、処分する手間もかかる。
安いからという理由で買い物するのはやめたい。
安いものを買うこと自体すっぱり辞めるべき?そこまで思い切れない…。
どうしたもんだか、これから考えていきたいです。