モーニングページでは、毎朝ノートに3ページ書くことが推奨されています。
提唱者のジュリア・キャメロンは、毎朝起きてすぐ30分かけて書いているそうです。
忙しい中で毎朝30分を確保するのは、決して簡単ではありませんよね。
9ヶ月モーニングページを続けてきて思うのは、書く量が多すぎるという理由でやめてしまうのは非常にもったいない。
書く量が多いに越したことはないですが、書く量が少なくてもモーニングページを続ける価値はある。
この記事では、モーニングページは書く量が少なくてもいいとわたしが考える理由を解説します。
書く量が少なくても、モーニングページの最大の価値である「隠れた本音と向き合うこと」は可能だからです。
- 最大の価値は本音と向き合うこと
- 毎日短時間でも確保するのが大事
- 自己肯定感が高まる
モーニングページの書く量が多すぎて悩んでいる方、書く量が少なくても意味があるのか知りたい方は、ぜひご覧ください。
目次
最大の価値は隠れた本音と向き合うこと
モーニングページを9ヶ月続けてきて、最大の価値は、自分の隠れた本音と向き合う時間を取ることだと思っています。
自分の本音は、日常に忙殺されるうちに埋もれてしまいやすいです。
現代社会ではマスメディアやSNSなどを通じて、情報の洪水に常にさらされています。
人間の脳は1日に6万回も思考しています。(うち8割つまり4.5万回がネガティブな内容だそうです。)
1日4.5万回のネガティブ思考を少しでも減らしたいので、不平不満をポジティブ変換しまくってみた – STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
また、人間は無意識のものを含めて1日35,000回も決断をすると言われています。
仕事が捗らないのは「決断疲れ」が原因かも。ジョブズも実践していた “決断力の節約術” とは – STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
情報、思考、決断を絶え間なく処理している脳内では、自分の本音はいつのまにか見えない場所に隠れてしまいます。
社会での立場や常識的な振る舞い、周囲の人の都合などにより、本音を押し殺すことも多々あります。
モーニングページを書くことで、日々のノイズの影に隠れた本音を掘り起こすことができます。
日常の愚痴、弱音、タスク、何でもありのままに書き出すことは、脳内を掃除することになるからです。
モーニングページに間違った書き方はありません。
何を書いても、どんな本音が出てきても、書いた自分を否定しなくていいのです。
何でも温かく受け止めてくれるモーニングページは、繊細で傷つきやすい本音にとっても、居心地の良い場所です。
とりとめのない筆記の中で、思わぬ本音がぽろりと落ちてきて自分でも驚くことがある。これこそがモーニングページの醍醐味です。
過去の嫌な出来事について今の自分がどう思っているのか、自分は何をして生きていきたいのか、どんなときに幸せを感じるのか、といった本音がモーニングページを通じて見えてきます。
書く量が少なくても毎日続ける
書く量が少なくても、本音と向き合うことはできるのでしょうか。
確かに、書く量が少ない日は自分の本音を書くのに至らないことが多いです。
しかし、書く量が多くても本音が出てこないまま終わる日もある。しょっちゅうある。
本音は気まぐれです。頻繁に出現する日もあれば、全く顔を見せない時期もあります。
愚痴や弱音、日常の些事を書いていたらページが埋まって30分経った、なんてこともザラです。
大切なのは、本音が出てくる出てこないに関わらず、本音と向き合うための時間を毎日確保すること自体だと思います。
ノートを開き、ペンを取る時間そのものに価値がある。
たった3分でも、1行しか書けなくても、それでいい。
極端な話、モーニングページに使うペンとノートを机に用意するだけでも気持ちが落ち着きます。
9ヶ月続けてそうなりました。
短時間・少ない量でも毎日繰り返していくと、自分との信頼関係を築くことができ、本音が安心して出てこれるようになる。
本音と向き合う姿勢を毎日続けることが大事です。
補足ですが、本音は出てこなくても、日常の些細な問題の解決策は出てくることが多いです。
今日の夕飯のメニュー、タスクの優先順位などはモーニングページを書くうちに自然と決まります
モーニングページは日常生活を円滑に進める上でも役立っています。
本音と向き合うと自己肯定感が上がる
モーニングページで毎日少しでも自分の本音と向き合う時間を取ると、自己肯定感が徐々に育まれていきます。
自分の本音と向き合うことは、自分を大切にする上で重要だからです。
本音を受け入れる=自分を大切にする=自己肯定感が高まる
自己肯定感の高まりは、モーニングページを続ける中でわたし自身が実際に体感したことです。
昔から自己肯定感の低さに悩み、「自分を大切にする」とはどういうことなのか分かりませんでした。
うつになって、自己肯定感が回復を左右するのではと思い、いろいろ試しました。
療養生活も4年経ち、自己肯定感は少しずつ上がってきている。と思う。まだまだ発展途上ですが。
自己肯定感の高まりはさまざまな試みが結実した結果ですが、モーニングページの存在抜きには語れない。
モーニングページを通じて初めて、自分の本音に耳を傾ける感覚を知ることができました。
自分を大切にするには、自分の本音が堂々とくつろげる場所を作ることが必要だと分かりました。
自己肯定感は、短期間で身につくものではありません。巨大なつららが一滴ずつ溶けていくように、時間がかかるものです。
毎日短時間でも積み上げていくことが、遠回りなようで一番の近道なのでしょう。
毎日続けることが大事
この記事では、モーニングページは書く量が少なくてもいい理由を説明してきました。
- 最大の価値は本音と向き合うこと
- 毎日短時間でも確保するのが大事
- 自己肯定感が高まる
大切なのは、少しだけでも毎日続けることだと思います。
できない日があっても、翌日はノートを開き、自分の本音に耳をすませる時間が取れたらいいですね。