今年も1年で1番つらい季節がやってきました。梅雨です。
寒い冬より季節の変わり目より、わたしは梅雨が耐えられない。湿気と日照不足がとにかく無理です。低気圧より気温の急激な変動よりつらい。
うつの症状という点からも、梅雨が1年で1番要注意な季節です。
今回の記事では、梅雨を乗り切るための装備を紹介していきます。
梅雨以外にも、台風シーズンや雨の日にも参考にしてみてください。
目次
湿気対策はエアコンの再熱除湿
冒頭で梅雨がつらい!つらい!!と連呼しましたが、実は今年の梅雨は例年よりだいぶマシなんです。
1番の理由は体調がよくなったことだと思うけど、エアコンの買い替えと次項で紹介するライトの効果は無視できないと思う。
エアコンを買い替えたら除湿がパワーアップして、ジメジメした日でも快適に過ごせるようになりました。
去年の夏にエアコンが壊れまして。どうせ買うなら除湿機能が優れたものをと思い、買いに行く前に調べました。
それで分かったのが、エアコンは「再熱除湿」を選ぶべしということ。
「再熱除湿」「弱冷房」とは
エアコンの除湿には「再熱除湿」と「弱冷房」の2種類があります。
2種類の説明については以下の記事が最も分かりやすかったです。
弱冷房除湿と再熱除湿の違いは? | 省エネQ&A | J-Net21中小企業ビジネス支援サイト
「再熱除湿」「弱冷房」いずれも、湿った空気を一旦冷やします。気温が低いほど、空気中に含むことのできる水分の量が減るからです。
弱冷房ではエアコン内で冷やした空気をそのまま送り出します。
仕組み上、弱冷房では「エアコンの設定温度を室温よりも低く設定する必要があるため、梅雨時のように外気温・室温が低く、湿度が高い場合は、条件により除湿運転が動作しない場合があります」。(引用元除湿機能が「再熱除湿方式」か「弱冷房方式」かを知りたいです。:日立の家電品)
弱冷房で湿気を取り除けたとしても、エアコンから送り出される空気は室温より気温が低いため、ひんやり肌寒く感じることがあります。「除湿だと寒くなる」と言われるのはこのためです。
これら2つの欠点を克服しているのが再熱除湿です。
弱冷房の欠点2つは空気が冷やしっぱなしゆえに起こるけど、再熱除湿なら冷やした空気を温め直すから。
適温でカラッとした空気が出てきます。
再熱除湿にも欠点はあります。電気代が高くなる。冷房と暖房を同時に稼働させているようなもんなのでね。仕方ない。
再熱除湿のエアコンを買うなら、メーカーは日立か三菱の2択です。
高断熱高気密住宅だとエアコンは日立か三菱しか選べない問題 「再熱除湿+カメラAI」 | レオハウスで建てた家と子育ての話
中位〜上位機種に搭載されています。
実店舗に買いに行くなら、再熱除湿ができる機種を事前に調べていくことを強くおすすめします。
わたしが買いに行った店舗では、再熱除湿搭載の機種がどれなのか店員さんが分かっていませんでした。
再熱除湿の名称は日立なら「カラッと除湿」です。
除湿機能が「再熱除湿方式」か「弱冷房方式」かを知りたいです。:日立の家電品
三菱なら「さらっと除湿冷房」というやつらしいです。Z・X・ZDシリーズに搭載されています。
事前に機種を調べていき、店舗でリモコンを見せてもらって確認すれば大丈夫だと思います。
わたしは日立を買いました。三菱より日立の方が安かったとか、三菱の在庫がなかったとか、その程度の理由だったはず。
白くまくんの中位機種・Wシリーズです。
8畳用の2023年版がRAS-W25N、2022年版がRAS-W25Mです。6畳用なら25が22に置き換わります。
写真は我が家のエアコンのリモコンです。「カラッと除湿」が再熱除湿、「涼快」が弱冷房です。
「カラッと除湿」「涼快」ともに、温度と湿度が細かく設定できるのがいい。
再熱除湿、とても快適です。
ジメジメが悲惨な日でも、温度が低すぎずカラッとした空気って作り出せるんですね。
湿気が体に堪える日は自室に引きこもって再熱除湿をガンガン稼働させています。
そのおかげか、今年の梅雨は未だに湿気のせいで寝込んでいない。
とはいえ弱冷房もそれなりに使っています。湿気がひどい日は再熱除湿、そうでもない日は弱冷房と使い分けている。
再熱除湿は冬の湿気が強い日にもいいですよ。
寒いし雨でジメジメしてるしキツイという日に弱冷房を使うのはとてもじゃないけど無理。
再熱除湿なら室温をキープしつつ湿気を取り除けます。去年の冬は数回お世話になりました。
気になるのは電気代がどれくらいかかっているかですね。
再熱除湿を使う梅雨が初めてなので、ちょっと予測できない。
まあ、元気でいられることでその他のコストが下がっているはずなので、目をつぶることにします。元気だから自炊できたけど、湿気でダウンしていたらコンビニ弁当を買う羽目になっていただろう、という風に。
特殊なライトで日照不足を補う
エアコンに次いで助けられているのがライトです。
ブライトライトME+では室内で太陽光に近い光を浴びることができます。
そう言われても何のこっちゃだと思うので、とりあえず公式サイトを見てほしい。
ブライトライトME+:光療法、冬季うつ病、睡眠障害、体内時計
冬季うつ対策に購入しましたが、梅雨の日照不足でも活躍してくれています。
公式のおすすめ通り、わたしは寝起きに光を浴びています。
朝起きる時間に合わせてタイマーをセットして、ライトの光で目覚めることができるようにしている。
ベッドサイドに置いて、5〜30分程度浴びています。
目覚めたときに太陽の光を浴びると気持ちよく起きられるじゃないですか。
ブライトライトME+は太陽光とまんま同じとは言えないけど、代替手段としての役割は果たしてくれると感じます。
どんより曇り空が続いて太陽に何日も会えない日々に、ブライトライトME+の光を浴びると気持ちがシャキッとする。
このライトには本当に感謝しているので別記事で詳しくレポします。冬季うつ対策に買って本っ当によかった。
Amazonに公式から出品があります。わたしもAmazonで買いました。楽天とYahooのリンクも一応貼っておきますが、23年7月時点では高額の中古品ばかりのようです。
体に冷えを溜めない工夫
わたしだけかもしれませんが、梅雨の時期は体に水分が溜まって冷えやすい気がします。体から水分が抜けにくくなるような気が。体が重く感じる。
対策としては冷やさない・巡らせるを意識している。毎日気兼ねなく続けられるよう、コスト面にも気を配っています。
毎日必ず続けているのがマグネシウム入浴剤です。
BASSPAの塩化マグネシウム入浴剤を愛用しています。エプソムソルトよりマグネシウム濃度が高いらしい。
Amazonか楽天でまとめ買いしています。
付属のスプーン1、2杯を湯船に溶かします。梅雨時期はたいてい半身浴なので、スプーン1杯ですね。追い焚きOKです。
毎晩のバスタイムに欠かせない相棒です。
マグネシウムといえば、インナーケアでも頼っている。
こちらはお高い(1本287円)ので疲れ切った日の夜だけ大切に飲みます。 https://item.rakuten.co.jp/organicscience/mg-lipo/
リポソーム化されているので吸収がいいらしい。夜飲むと体の緊張がほぐれて眠りが深くなると感じます。
あとは体内の巡りをサポートするお茶ですね。15〜20分水出しすれば飲めるので手軽。黒豆の風味をほのかに感じる香ばしい味です。
ティーバッグ30個で3,300円、1度に500mlも作れるのでコスパは悪くないかと。楽天に公式ショップがあります。
だるくても軽い運動を
梅雨は体がだる重くて動きたくない。布団の上でじっとしていたい。
そういうときだって、軽くでもいいから体を動かした方が結局あとあとラクになるなんですよね。
ゆるめのストレッチや筋トレに取り組んで血流をアップさせます。
以下の記事では寝たままベッドでできるストレッチや脚トレ動画も紹介しています。
諦めて寝る
ガンガン除湿してライトの光を浴びても。マグネシウムを摂って運動しても。だるいもんはだるいです。だるさゼロにはならない。
仕方ないので諦めて寝ます。梅雨はやたらと眠くなる。
眠気は体からの「休め」というサインだと解釈しているので、素直に従います。梅雨時期は睡眠時間長めです。
本当なら起きて元気に活動したい。やりたいことはたくさんあるし、梅雨だからといって諦めたくない。
でも無理してダウンすると何日も浪費してしまうことになるんですよね。
無理するよりこまめに休む方が時間を有効に使える。ここ数年で学びました。
天気のせいだから仕方ない。誰も悪くない、梅雨前線のせい。そう思うと少し気が楽になります。
まとめ
- エアコンの再熱除湿に頼り切る
- 太陽光の代わりにブライトライトME+
- マグネシウム入浴剤とお茶で体内の巡りサポート
- 軽い運動
- 諦めて寝る
梅雨はどんなに長くとも7月下旬には終わります。梅雨明けを心待ちに、ゆっくりのんびり過ごしましょう。わたしも今から昼寝します。